「住宅ローンアドバイザー」10周年 住宅金融普及協会会長八野行正氏に聞く 顧客の「資金計画」を支える人材 信用強化へ積極採用企業も
住宅新報 2015年8月25日 号 4面

八野行正会長
――住宅ローンアドバイザー制度を開始されたそもそもの理由は。
「かつて住宅ローンといえば、住宅金融公庫ローンが代名詞で、バブル崩壊後の94年には公庫のシェアは約45%もありました。ところが、民間銀行のリテール拡大策(金利変動タイプが主流)と特殊法人改革で、01年には公庫ローンの廃止が決まり、03年から公庫は証券化ローン(民間長期固定ローンの支援)に事業を転換したわけです」
「住宅ローンの選択については当時も今もあまり変わりませんが、住宅・販売事業者の営業マンの影響が極めて大きいこと。また、金利変動タイプの住宅ローンが主流となる中、金利リスクへの理解度は十分とは言えないことなどが指摘され、事業者側から顧客保護や説明責任を果たせる資格制度の創設を求める声や、『公平にローンのことを紹介してもらいたい』という声が高まりました。そうした要請に応えようと、住宅ローンアドバイザー制度と養成講座を開始したのです」






















