社の代表を引き継いで約15年が経過した。「足元が最も重要、地域を見つめ直さなければ」と、生まれ育った街でもある番町・麹町(東京都千代田区)に最も精通する不動産会社になると10年ほど前に決意した。
「毎日欠かさず、程近い皇居を撮影に行き、自社ホームページで発信していた時期もあった。サイトのアクセスはどんどん伸びたけれど、仕事には思うように結びつかなかった」と苦笑いする。ちょうどこの時期に、地元で不動産事業を展開するディベロッパーや地域の不動産オーナーなどに声をかけ、地域情報の交流の会合を始めた。丸10年の節目を迎えた今年、記念の会合に集まったメンバーに、地域の近況を語りかける声も一段と響いた。
同社によるとエリア内では年間600件ほどの賃貸住宅取引があり、この4割にあたるオーナーを押さえるまでに10年で会社も一回り成長した。























