近く閣議決定される見込みの「新たな国土形成計画」には、「コンパクト+ネットワーク」の言葉が何度も登場する。人口減少局面にあって「方向性は正しい」と確信。ただ「コンパクトと聞くと『切り捨て』と感じる人もいる。そういうことではない、と丁寧な説明が必要」。実行段階に向けて、気を引き締める。
地域振興を志し、88年に旧国土庁に入庁した。国会担当となり、答弁資料の受け渡しのために大臣と各部局の間を毎夜往復。庁舎に寝泊まりする日々を送った。数年後に希望していた過疎対策室に配属されるも、当時の社会情勢を受け、1年が経たないうちに別の部署へ異動となった。
97年には旧建設省不動産業課に配属された。不良債権化した不動産の流動化が課題だった当時、Jリート創設の一端を担う。関係者間で異なる意見や利害を調整しつつ、新しい制度をつくり上げる作業の醍醐味を味わった。



























