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スタンダード会員限定政府 高齢者の移住促進「CCRC」 中間報告の素案を提示

住宅新報 2015年7月14日 号 2面

政策

 政府はこのほど、第6回「日本版CCRC構想有識者会議」を開催した。今夏を予定している中間報告に向けて素案をまとめた。

 CCRC(Continuing Care Retirement Community)とは、高齢者の健康な段階での移住を前提とした、住居や介護施設などを備えた共同体。一定の地域全体が対象で、生涯学習や社会活動への参加といったプログラムも提供される。政府は大都市圏で加速する高齢化問題への対処策の一環として、CCRCの導入を目指している。6月末に閣議決定した「まち・ひと・しごと創生基本方針2015」にも盛り込んだ。

 素案ではCCRCの居住環境の具体像として、サービス付き高齢者住宅や通常の住宅を基本としつつ、地域全体で見守りを行う体制を提示。また「地域社会との交流・共働」を重視し、「高齢者施設だけでなく、若い世代の生活空間や障害者施設、保育施設、多世代が日常的に集う地域拠点の整備」を掲げている。また各施設の整備に当たっては、「地域資源や既存ストックの活用」を想定。「空き家や公共施設などいろいろなタイプがある」(内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局)として、地域の実情に応じて活用の仕方を決めてもらう方向だ。

 このほか「高齢者の移住に際し、居住資産の売却・賃貸に係るノウハウ提供や費用に関する支援策」「移住希望者に対する情報提供やマッチング、『お試し居住』などに関する取り組みの在り方」といった論点も示された。

 今夏に中間報告、年末には最終報告を取りまとめる予定。なお同会議では、日本版CCRCの正式名称を「生涯活躍のまち」、愛称を「プラチナ・コミュニティ」に決定したことを発表した。

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