「ステータス管理」に協力 〝囲い込み〟問題対応で FRK、田中新理事長
住宅新報 2015年6月2日 号 2面

田中俊和理事長
不動産流通経営協会(FRK)は5月28日、東京・虎ノ門のホテルオークラで定時総会を開き、任期満了で竹井英久理事長(三井不動産リアルティ会長)が退任し、後任理事長に田中俊和副理事長(住友不動産販売社長)が就任する新役員人事を決めた。竹井氏は副理事長として新体制を支える。
総会後の懇親会で田中新理事長はまず、不動産流通市場の動向について「成約件数は、消費税増税に伴う反動減からようやく回復しつつあり、価格も上昇基調にある」との認識を示した。続いて、政府の20年に不動産流通市場を倍増させる構想や、近々スタートするITによる重要事項説明の社会的実験などの動きを紹介した後、最近話題となっている「囲い込み問題」に言及。国土交通省が対策として検討しているステータス管理(売主が依頼物件の状況を把握できるシステム)について、「売主、買主双方から信頼される業界となるため、ステータス管理の導入には全面的に協力したい」と受け入れる姿勢を示した。
また、新しい流通業界の在り方を確立するため、取り組んでいる契約書などの書式統一やマンション管理情報の拡充などについて、「安心安全の不動産取引実現のために、取り組むべき課題は数多くあるが、全宅連、全日、全住協の皆さんと協力しながら進めていきたい」と述べた。


























