明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第82回 空き家問題について 建物の管理義務を明確にしては
住宅新報 2015年5月5日 号 9面
【学生の目】
空き地、空き家が問題となっている。しかし、何が問題なのだろうか。都市再生では大規模な土地が必要なため、広さが整うまで、空き地状になっている土地を見かける。次の投資を待っている空き地には活力を感じる。一方、ただ遊んでいて、どんどん荒廃していくと感じる空き家の場合は悲しい(写真)。
家族や暮らしが変化していて、昔ながらの「一所懸命」は時代に合わない。一人の人やその子孫が所有し続けるのではなく、ライフスタイルに合わせて移り住むことが普通になる。高齢者が施設に入所することは必要な住み替えだ。その結果、一時期発生する空き家は問題ではなく、むしろ社会の潤滑油だ。買い手が現れる気配がないのはよくないが、最大の問題は、所有者が遊ばせたまま放置し、買い手などによる次の投資の機会を摘んでいることだ。























