マンション耐震強度不足見逃し 確認検査機関、敗訴確定 最高裁判断
住宅新報 2015年4月28日 号 1面
耐震強度不足が判明したマンションの建築主が、指定確認検査機関が耐震強度不足を見逃したとして、同機関に損害賠償を求めた訴訟で、最高裁第一小法廷(池上政幸裁判長)は検査機関側の上告を棄却する決定をした。
これは、04年に完成した大阪市内の分譲マンションの建築主日本リートが指定確認検査機関の日本ERIに損害賠償を求めた訴訟。日本リートがマンションの建築設計を設計事務所に依頼。同事務所が行った構造計算プログラムのデータ入力にミスがあり、耐震強度が当時の建築基準を下回っていて、日本ERIも見逃していた。
一審判決は、設計事務所の賠償責任を認め、約4億7000万円の賠償を命じ、設計事務所側については確定したが、日本ERIの責任は認めなかった。






















