電力会社、相次ぎ受入制約 10キロワット以上 九州本土で全面保留 沖縄では家庭用も対象に
住宅新報 2014年9月30日 号 1面

九州本土では、10キロワット以上の新規太陽光発電の受け入れが保留となっている=鹿児島県内で
九州電力には、14年3月に約7万2000件の太陽光発電の接続申し込みがあったという。これは、13年4月~14年2月までの11カ月間の7万件を上回る数字で、このままいくと電力の需給バランスが崩れることにつながり、「電力の安定供給」という電力会社の使命を果たせなくなるとの見解を示した。そのため、50キロワット未満の低圧については、発電メーターの取り付け工事負担金請求書の発送者以外、高圧・特別高圧については、系統連系承諾通知書の発送者以外について、太陽光発電の受け入れ回答を数カ月間保留するとした。保留解除時期の具体的な目途はついていない。なお、家庭用の10キロワット未満については、従来通り受け入れを継続する。
買取拒否を規定
12年7月から始まった「再生可能エネルギー固定価格買取制度(FIT)」では、電力会社に原則として買い取りを義務づけているが、それを拒める規定も設けている。今回のように、需給バランスの不均衡などで電力の安定供給に支障をきたすケース、もしくは送電設備の容量が不足するケースだ。






















