明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第48回 トタン張りの家 新鋼板で再生すべきでは
住宅新報 2014年9月2日 号 9面
【学生の目】
浦安の元町である猫実地区を散策していて写真の建物に目が留まった。屋根や外壁の仕上げにカラートタンといわれる塗装された亜鉛メッキ鋼板を使っている。カラートタンは高度成長期に多用された建築材料である。屋根材としては今でも使われることがあるが、外壁には使われない。材料と錆の珍しさが目に留まった理由だ。
カラートタンを用いると建築コストを安くできる。材料が安価なことに加え、軽いうえに材料1枚の面積が広く施工が容易である。屋根勾配を緩くできるため小屋組みの材料費が節約できる。そのまま仕上げ材として使えるため、モルタル仕上げなどで必要となる外壁用の足場が不要である――ことがその理由だ。























