シノケンハーモニー 1棟AP、2年後に500棟体制 仕入れに強み、金融機関も評価
住宅新報 2014年8月19日 号 9面
シノケンハーモニー(東京都港区、三浦義明社長)の投資用1棟アパートの販売が順調だ。14年12月期は、前年度比1.5倍増の300棟を受注予定で、15年12月期は400棟、その翌期は500棟を見込んでいる。これまで供給してきたトータルの管理戸数(約1万3000戸)に対する入居率は98%超の高水準を確保。「7~8%の利回り(表面)を投資家から魅力と感じていただいており、受注も順調」と三浦社長は語る。また、これらの実績が金融機関からも評価され、頭金ゼロで購入できる100%融資のメニューも新たに加わった。
同社の強みは、土地を素早く仕入れることができる財務力と判断力にある。仕入れた土地を投資家に上物(アパート)の請負契約とセットで紹介するのが同社のビジネスモデルだが、仲介会社から得た土地情報について、購入するかどうかの決断をスピーディーに進めることをモットーとしている。仲介会社にとっては、同社のスピード感が魅力のようで、「ありがたいことに、仲介会社から優先的に土地情報をいただけている」(三浦社長)という。賃貸住宅の〝生命線〟といえる立地について、条件のよい情報を他社に先駆けてアプローチできる点が、高い入居率の確保ひいては投資家からの受注増につながっているといえる。
また、建物本体の品質にもこだわりをみせ、高いデザイン性や室内の広さを平面ではなく空間でとらえるメゾネットタイプの活用のほか、地盤保証をつけた安心感、エアコン・ガス給湯器のメンテナンスフリーなど、付加価値として位置付けられるサービスを提供しているのも特徴だ。ガス給湯器の同サービスは、グループにプロパンガスを供給している会社があることで実現しており、総合力を生かした事業提案となっている。























