60歳からの住宅ローン【リ・バース60】累計申請件数1万件突破

様々な不動産情報が盛り沢山!

スタンダード会員限定〝想定外〟と出会う サービスオフィス・コワーキングスペース… 新たな仕事場広がる 知識や情報共有の場に

住宅新報 2014年8月12日 号 22面

総合
  • 森ビルが03年に開業した「六本木ライブラリー」。蔵書は1万2000冊。日々新しい書籍に入れ替わっている

    1 / 3森ビルが03年に開業した「六本木ライブラリー」。蔵書は1万2000冊。日々新しい書籍に入れ替わっている

  • 今年3月にオープンした東急不動産の「ビジネスエアポート品川」

    2 / 3今年3月にオープンした東急不動産の「ビジネスエアポート品川」

  • 「ビジネスエアポート品川」のラウンジ

    3 / 3「ビジネスエアポート品川」のラウンジ

 近年、サービスオフィスやシェアオフィス、コワーキングスペースといった会社でも家でもない、新しい仕事場が増えている。フリーランスやサラリーマンが仕事場として、また資格取得などのスキルアップの場として使っている。多様な職業、知識を持った人が集まる場。インターネットでは得られない、利用者同士のコミュニケーションや偶然の出会いが大きな魅力となっているようだ。

 森ビルは約10年前に会員制ライブラリーをスタート。「企業や学校など組織を離れたメンバー同士が、個人としてネットワークを広げ、情報交換し、イノベーションを生む場」をコンセプトとする。現在都内で3カ所を展開し、会員数は4000人を超える。

 各ライブラリーには、個人が集中して作業できるようにパーティションで仕切られたデスクスペースや打ち合わせスペース、ゆったりと本を読めるスペースなどを用意。3カ所合わせて約1万6000冊の書籍をそろえ、日々新しい本を取り入れ、古い本は外している。

 「今は、わざわざ書店に行かなくても、インターネットで自分の好きな本はいくらでも手に入れることができる。しかし、それでは本当の意味で自分の世界は広がらない」と話すのは同社アカデミーヒルズ事業部の小林麻実氏だ。自分の知識や人脈だけで世界を広げるには限界がある。「今は、新しい価値を生み出すことが重要な時代。偶然出会った人や本、情報によって初めて自分では思いつかなかった価値が加わる」(小林氏)。

 第1号拠点「六本木ライブラリー」では開設から10年が過ぎ、利用者同士のコミュニティ醸成を目的とした13の自主サークルが生まれている。

 昨年から「ビジネスエアポート」の名称で会員制サテライトオフィスを展開している東急不動産。同事業を担当する酒見健一氏も、「ITが進化すればするほど、リアルなコミュニケーションが必要になってくる」と話す。

 現在、都内の南青山と品川の2カ所に「ビジネスエアポート」を開設。いずれも数人用の専用個室が並ぶ「サービスオフィス」部分に加え、カフェのような共用の「シェアワークスペース」を設けた。〝共創〟をテーマの1つに掲げており、利用者同士のコミュニケーションを図るための交流イベントも行っている。

 少人数の会社や、大企業の一部門が拠点として、また営業マンが顧客回りの合間の立ち寄り先として利用するケースが多い。順調に利用者数を伸ばしているようだ。

 少子化による労働力人口の減少で、これまで主要な働き手ではなかった子育て中の女性や高齢者も重要な戦力となる。働き方が変わっていく中、働く場の変化は避けられない。

 「求められるものは、立地や利用者によって異なる。オープンしてから顧客と一緒に作り上げる感覚」。

 昨年開業した「ビジネスエアポート青山」でも、利用者の声を反映して家具の配置やサービス内容を変化させているという。これからも「利用者がワクワクする環境を提供していきたい」(同氏)。

 今秋以降、都内で第3、4弾目のオープンを計画している。

 競争の厳しい時代を迎え、ビジネスでは新たな価値を見いだすことが重要。そのためには、顔を合わせて多様な業種、年代、知識を持った人と交流する場が欠かせない。

求む!買取物件 価値ある中古不動産の売買はムゲンエステート住宅新報別冊 不動産テック.BIZ Vol.14 最新号発行 不動産×ITの最新トレンドをお届け会員会社(賛助会員を含む)のプレスリリースを一元的に集約・掲載する情報発信サイト マンション管理プレスリリースセンター

関連サービス