明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第40回 敷地内電線地中化への投資 誰でもできる資産価値向上策
住宅新報 2014年7月1日 号 8面
【学生の目】
高洲三丁目の住宅街を歩いていると、電柱とポールが並んで立つ、珍しい住宅に目が止まった。よく見ると電線の敷地内地中化を行っていた。他の住宅と比べると家を遮る黒い線がないため、すっきりした印象を受ける。電線の敷地内地中化とは、道路上に張ってある電線、電話線などを一度引き込みポールの上部で受けてからポール内を通し、さらに、地中を経由して建物に取り込むものだ。
メリットは大きく分けて3つある。一つ目は景観の向上だ。通常は道路上の電線から分岐させた引き込み線を建物の外壁で受け、建物内部に引き込む形だが、敷地内地中化を行うことによって、外壁を痛めることがない、外壁に取り付ける金具が不要、敷地内の上空に電線がない―など、欧米の住宅地のような美しい景観に近づく。























