実務直結の研修会展開 「新しい東北」で講演会も JARECが総会
住宅新報 2014年7月1日 号 8面

JAREC吉村真行理事長
NPO法人日本不動産カウンセラー協会(JAREC、吉村真行理事長)は6月26日、東京・霞が関の霞山会館で通常総会と公開講演会、交流会を開いた。
公開講演会は「『新しい東北』の創造と『産業復興創造戦略』」をテーマに、復興庁参事官の田所創氏が講演。被災3県の避難者支援、まちづくり、産業、更に福島県の原子力災害の現状などを報告。特に福島県は地震、津波、放射能被害の三重苦で今なお約13万人が避難生活を余儀なくされている状況を指摘。また、現在推進中の「新しい東北」の創造に向けた取り組みについては、先導モデル事業、新たな官民連携による産業復興への戦略、商店街再生への加速化指針などを紹介した。
質疑では、沿岸部での高台移転の用地問題や水産加工・養殖漁業の状況。産業振興と雇用・人材確保の問題、更に風評被害対策など幅広い分野に質問が及んだ。
交流会では吉村理事長が冒頭、「昨年、不動産カウンセラーとしてのビジネスビジョンの明確化、産業界での認知度のアップ、会員の獲得の3つを活動方針として掲げた。また同時に、不動産カウンセリング業務を5つのビジネス部門に再編して、推進していく体制とした。昨年は久方ぶりに2桁の入会があるなど、既に効果も出始めている」とした後、今年度の取り組みに言及。「英国RICSのレッドブックの14年版翻訳本を今秋出版するほか、空き家問題など実務に直結した研修会、更にシンガポールなどの海外研修を行う。確実に成果を出せるよう活動していきたい」と述べた。






















