大地震を想定し、ハード・ソフト両面から新築マンションの入居者向けに防災のあり方を示したシステムの総称が「そなエール『家族防災』/『みんな防災』」だ。13年度グッドデザイン賞に輝いた1社であり、マンション開発本部CS部主任である佐藤さんの名前は表彰状に刻まれている。ディベロッパーと総合管理会社が合併して発足した大成有楽不動産の特徴を生かした取り組みでもある。
東日本大震災で需要者の防災意識は大きく変わった。管理組合や入居者の声として、「防災備蓄品はあるが、うまく使いこなせない。家で備えたいが、何から手を付けたらいいのか分からない」という声が届くようになった。「これは防災のソフトサービスを強化しなければ」と直感した。早速、マンション管理本部やこの問題に詳しいNPO法人の知恵を借りながら、新築入居者の防災意識を高めるシステムづくりに取り組んだ。
出来上がったのは、建物設備(地震対応エレベーター、玄関扉など)と、防災備蓄品(投光器、発電機など)を全物件に装備する基準づくり、ハード面の取り組みと、防災意識を高める啓発活動に重点を置いたソフト面の拡充である。























