築年数が経過しても競争力を維持する賃貸(2) 問題を発見し、対策を提案 「需給ギャップ」に注目
住宅新報 2014年2月25日 号 13面
Bのステップは、市場調査の結果を踏まえての企画立案である。
(4)の「問題点の発見」は、Aの調査結果を分析して問題点を発見する作業。具体的には、どういった物件の稼働率が高く、どういった物件の稼働率が低いかの分析をする。ともかく市場調査を行えば行うほど、その母数が多ければ多いほど、物件の力の差がわかり、問題点が浮かび上がってくるのである。また「問題点の発見」の最大の眼目は、(1)で把握した供給物件のデータと、(2)で把握した入居の需要をマッチングさせること。それにより、需要と供給の間にズレが出る。つまり「需給ギャップ」を明確にすることで、次の対策、改善提案がより鮮明になるのである。
(5)の「問題点に対する『対策、改善提案』」では、(4)で把握した問題点に対し、「このように対策を立てて改善しなければならない」という対策、改善提案をする。たとえば、そのエリアでは2LDKを望んでいる人がたくさんいるのに、実際には2LDKが少ないという需給ギャップがあり、かつ将来的にも2LDKを希望するファミリー層が多くなるとの予測が立てば、そのエリアには2LDKを供給する提案が実に有効であることがわかる。























