明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第22回 平側と妻側 街並み景観考える意識を
住宅新報 2014年2月25日 号 3面
【学生の目】
元町地区は浦安市の中では古い地区で、古い民家や工場、比較的新しい住宅が一緒に並んでいる。その中でマンションが数棟連なる一角が目についた。まだそう年数の経っていないと思われるマンション群は、整然と並んでいるようにも見えるが、よく見ると建物の平側と妻側が同じ方向を向いておらず、交互になっている。
妻側とは、建築用語で、そで、わき、端などの側面をいい、建物の棟に直角に接する側面を指し、棟に向かって平行な面を平側という。平側には開口部やベランダを設けてマンションらしい外観となる一方、妻側は小さな窓が設けられる以外は一面が壁で、外観は殺風景なことが多い。外階段が付けられ雑多な感じとなることもある。デザインでカバーすることも可能だが、必要以上のお金をかけることができない事業採算上の制約もある。



























