明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第21回 埋立地の墓地公園 宗教色と無縁の安心施設
住宅新報 2014年2月18日 号 3面
【学生の目】
日本の墓地は一般に小高い山裾につくることが多い。街が眺望できる高所につくるのはかつて暮らし、なお親族が暮らす街を見守るとの意図もあるだろう。一方、寺院に付設された墓地にはいかにも墓地と思わせる伝統的な作法がある。いずれも墓地は日常生活と隔離された特別の場所に特別の方法でつくられた施設だ。利用のルールも見えにくく、親近感は皆無だ。
市域の4分の3が埋立地の浦安市は平たんで、墓地に適した小高い斜面はなく、埋立地にはお寺の1つもない。その新浦安地区に墓地があることを知った。ウオーターフロントにつくられた浦安市墓地公園だ。大学の通学路として使うシンボルロードをまっすぐ進むと東京湾にぶつかるが、その海沿いにある。



























