明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第19回 都市の豊かさ示す緑 緑被率導入して誘導を
住宅新報 2014年2月4日 号 3面
【学生の目】
地方から大学に進学し、浦安市に住んで4年になる。郷里では山が街を取り囲み、自然の緑とともに暮らしていた。東京湾を埋め立てて造られた浦安市では、快晴の日に遠く富士山や丹沢の山々のシルエットを望む程度で、日常生活で山や山の緑を感じることはない。市域の7割以上を占める埋め立て地で、緑被面積ゼロからスタートした浦安市だが、住んでみると以外と緑が多いと感じる。なぜだろう。
浦安市は05年から「浦安市緑の基本計画」として、都市緑地法第4条第1項の規定に基づき都市緑化の保全や推進を行ってきた。街を歩けば道路沿いには花や木々が生い茂り、私が通っている明海大学も周囲が木々に囲まれ、自然に包まれている印象を受ける。市内に17カ所の大型公園があり、遊び回る子どもたちや散歩を楽しむ人々が緑の恩恵を受けている。また、市は住宅の生垣の設置に対し、緑あふれる街を目指す助成金制度を設けるなど、緑が増える仕組みを設けて緑被面積の向上に努めている。



























