全国住まい・地元 再発見 一般財団法人日本不動産研究所(34) 長野市・区画整理が進む長野駅東口地区 基盤整備進み地価も上昇傾向
住宅新報 2014年1月28日 号 14面
連載: 全国 住まい・地元 再発見
長かった道のり
長野市の玄関口である善光寺口に対して、裏口の東口地区は長野駅に近接する良好な立地条件にありながら、狭あいな道路沿いに木造の老朽化した建物が密集するなど、経済成長と共に無秩序な市街化が急速に進んだ地域だった。駅前広場や道路・公園などの整備が遅れ、生活環境の低下や防災上の問題が指摘されていた。
そこで、土地区画整理事業によるまちづくりの研究が64年頃から始まった。施行面積約58ヘクタール、1200戸を対象とする大規模な事業であったため一部に根強い反対があり、具体的に動き出すことができなかった。だが、地区住民の高齢化や若者の郊外への流出が進んだ85年頃から駅東口の整備の必要性が再認識された。























