新住まいの「ことわざ」<195> 人の苦楽は壁一重 松岡英雄
住宅新報 2013年12月10日 号 18面
連載: 新住まいの「ことわざ」
シェアハウスは新しい住形式なのだろうか。国交省は建築基準法上、寄宿舎に該当し間仕切り壁の準耐火構造が必要であるとしている。寄宿舎の代表例は、今は少なくなったが学生寮である。しかし、学生寮とシェアハウスが同じとも思えない。
シェアハウスは昔の長屋暮らしを模したのではなかったのだろうか。同じ屋根の下で、見知らぬ者同士が助け合い、譲り合って暮らしていく、そんな暮らし方に憧れた人たちが始めたスタイルである。
ところが、そこに商売が入ってきた。小さな部屋を安く提供する。しかも、立地のよい場所で。需要があった。シェアハウスがどれくらいあるのかわからないが、しばらくは増え続けそうである。






















