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スタンダード会員限定大阪で4協議会が講習会 国交省主催 中古流通活性化で

住宅新報 2013年11月26日 号 3面

政策
「不動産流通市場活性化のための講習会」

「不動産流通市場活性化のための講習会」

 国土交通省は11月20日、「不動産流通市場活性化のための講習会」を大阪市の新大阪丸ビル別館で開いた(写真)

 同省は、消費者が安心して中古住宅の売買ができる市場を整備するため、宅建業者を中心とする不動産関連事業者の連携による新たなビジネスモデルの確立を目指す全国14の協議会を支援している。講習会はその協議会の取り組みについて、業界に広く知ってもらうためのもので、全国主要都市で開催している。

 大阪での講習会には4つの協議会が参加し、最初に「近畿圏不動産流通活性化協議会」理事の印南和行氏が報告した。それによれば、昨年度発表した「ワンステート」と、「ワンステート・ライト」いう商品に加え、今年度は10月に「ワンステート・プロ」を開発。先行した2商品が個人間売買(仲介)向けなのに対し、ワンステート・プロは宅建業者が売主となる買い取り再販用で、(1)建物検査(2)瑕疵保険加入(3)シロアリ点検1年保証(4)住宅履歴情報保管(5)住宅アフター点検(1年後)という5つのサービスをセット価格8万7900円で業者に提供する。なお、ワンステートではこの5つに「リフォーム付き住宅ローン」のサービスがついて8万9250円となっている。

 2番目に、今年度から活動を始めた「関西不動産流通活性化連携協議会」の妹尾和江氏が報告。同協議会では、日本版エスクローの構築を目指し、ワンストップサービス「住まいの安心サービス」を提供する。具体的には、(1)建物検査瑕疵担保保険適合(2)修補見積もり(瑕疵保険検査指摘事項)(3)シロアリ点検(4)住宅履歴保管(10年間)共通IDの発行(5)1年後のシロアリ点検の5つのサービスが受けられる。価格は3万8000円。今後は、消費者ニーズに合わせたオーダーメイド型の瑕疵保険開発を急ぎたいという。

 3番目に「兵庫既存住宅活性協議会」(旧兵庫県中古住宅流動化推進協議会)代表幹事の才本謙二氏が報告した。同協議会では「分かりやすく使いやすい商品」をモットーに、宅建事業者向けと一般消費者向けそれぞれに、ワンストップサービスの「フェニーチェパック」を提供している。

 前者は構造、雨漏り、給排水管路、シロアリの調査を4万9800円で提供し、後者は4つの調査結果を踏まえ、最大1000万円までの瑕疵保証(5年間)を8万4000円の保険料でつけることができる。このほか、リフォームプランやローン紹介などのサービスが受けられる。

 4番目には「建築・住宅支援センター協議会」事務局長の若井繁敏氏が報告した。同協議会では奈良県の橿原ニュータウンや明日香村などを舞台に、空き家問題に取り組んでいる。具体的には協議会が橿原市や明日香村などの自治体と連携し、空き家バンク的組織を構成し、空き家の活用促進を進めている。ちなみに明日香村では空き家の件数が100戸で、空き家バンクにはうち14件が紹介されている。制度開始からの成立件数は11件となっている。

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