全国住まい・地元 再発見 一般財団法人日本不動産研究所 (18) 鳥取県・歴史深い魅力的な港町、琴浦町赤碕 街並み以外の見所随所に
住宅新報 2013年10月1日 号 12面
連載: 全国 住まい・地元 再発見
かつては政経の中心地
赤碕は、山陰地方の小さな港町で、鳥取県の米子市と倉吉市の中間に位置する、歴史の深い魅力的な町である。江戸時代になってから本格的に栄え、藩蔵が置かれると政治経済の中心として発展した。伯耆街道(山陰道)の宿場町でもあり、年貢米を大阪に運ぶための津出しが赤碕港から行われ始めると船番所も設けられ、陸路海路の交通の要衝として栄えた。また、綿花栽培が盛んになると、一大産地に成長し、大阪や京都などの商人との取引が繁栄に拍車を掛けた。
現在、赤碕港周辺の街並みは衰退して、かつての賑わいはないが、漆喰に海鼠(ナマコ)壁の旧家がいくつも見られ、当時の繁栄ぶりが偲ばれる。この赤碕で、街並み以外の見どころを3つ紹介する。























