手帳には打ち合わせが詰まっている。さいたま市の再開発エリアで進む自社初のシニア分譲マンション計画を成功させるためのものだ。再開発事業の一環として、また、管理規約や居住者に提供するサービスについて、関連事業者などと調整を続けている。
過去、特に印象に残る仕事も打ち合わせの日々だった。建築監理部にいた05年4月、40歳の時だ。東京都足立区、総戸数515戸のマンションを担当した。採算性確保のため、空地の計画などで容積率の割り増しが受けられる総合設計制度の活用が必須の事業だ。計画から竣工まで4年という事業期間厳守も求められた。
「スケジュールと予算の両面で制約があった」



























