全国住まい・地元 再発見 一般財団法人日本不動産研究所 (15) 広島県・江戸時代の港町、呉市御手洗地区 かつての繁栄残す隠れた名所
住宅新報 2013年9月10日 号 12面
連載: 全国 住まい・地元 再発見
「大阪の次に栄えた町」
瀬戸内海の中程、しまなみ海道近くの大崎下島にある呉市豊町御手洗地区は、江戸時代に「沖乗り」航路の寄港地として新たに開かれた港町である。北前船の中継貿易港として西日本の物流拠点となり、「西日本で大阪の次に栄えた町」と言われるほどで、江戸時代のお茶屋、乙女座という芝居小屋など、古い町並みが残っている。
明治維新で活躍した著名人である坂本龍馬、西郷隆盛、桂小五郎、高杉晋作、中岡慎太郎、吉田松陰らが多数訪れ、四藩同盟(御手洗条約=龍馬が暗殺される直前の1867年11月に龍馬、大久保、桂らにより締結された薩摩・長州・土佐・芸州の四藩連合軍事同盟)はこの地で結ばれている。























