都市が創る日本の力 変化の波に乗る機動力を 「波を呼び込め 成長を形に」
住宅新報 2013年8月13日 号 15面
○…日本に元気が戻ってきた。上昇基調にある株価、伸びを示す個人消費、改善する有効求人倍率。夏のボーナス平均支給額は前年よりもアップし、冬は更に上向くのではないかとの期待もある。住宅・不動産業界には「景気回復感」という追い風が吹き、住宅着工戸数は10カ月連続で前年比増、マンション販売も「完売」の文字が躍るなど好調だ。「最高益」を示す企業も少なくない。
○…「大胆な金融政策」「機動的な財政政策」「日本再興戦略」。安倍政権が掲げる3本の矢が出そろい、「国家戦略特区」の創設など、政府は更なる事業環境の整備を進める。あとは、民間企業の精力的な事業活動を待つのみだ。先の参院選挙では、自民・公明両党の圧勝により、衆参の〝ねじれ〟が解消。スムーズな政策展開への期待は大きい。
○7月に発表された路線価の全国平均は、前年比マイナス1.8%で5年連続の下落となったものの、下落幅は前年よりも1ポイント改善。すべての都道府県でマイナス幅が減少した。宮城県、愛知県など5年ぶりに上昇を示す県も表れた。地価の底打ちが散見される状況となり、ターミナル駅を中心とした再開発事業は、「日本の成長」を表す象徴。単なる開発だけでは終わらない「魅力ある都市づくり」を目指し、今こそ日本のディベロッパー力を示す時がきた。























