浜通りは上昇傾向強まる 中通り、会津は「ほぼ同じ」 福島県鑑定士協会・4月調査
住宅新報 2013年7月9日 号 3面
福島県不動産鑑定士協会はこのほど、県内を対象とした4月1日時点の「東日本大震災後の不動産市場動向アンケート」の結果をまとめた。今回で6回目。不動産業130社から回答を得た。
前回調査(12年10月1日時点)で、復興需要による価格上昇傾向が見られたが、今回はそれがより強まった形となった。しかし、その程度は地域、不動産種別によって異なる傾向も出ている。例えば、前回と比較した成約価格は、浜通りでは全用途で「上昇した」「大きく上昇した」が増加。土地(住宅地)、中古戸建てで約85%、中古マンションで70%弱を占めた。中通り、会津でも「下落」「大きく下落」が減り、「上昇」の回答が増えているが、その割合は浜通りより少なく、「ほぼ同じ」が中心。土地(農林地)と店舗・事務所は、前回より減少しているものの、「下落」「大きく下落」の回答が多く見られ、住居系とは異なる動向が表れた。
今後(6カ月から1年間)の予測は、浜通りでは「上昇」が多く、会津では「ほぼ同じ」が中心で、「上昇」は「下落」と同じ程度と、慎重な姿勢が見られた。


























