東電管内オフィステナント電力量 震災前と比べ11%減に ザイマックス総研調査夏季は15%減
住宅新報 2013年7月2日 号 3面
ザイマックス不動産総合研究所(東京都港区)はこのほど、東日本大震災の前と後でオフィステナントの電力使用量がどのように変化したかをまとめた「オフィステナント電力量」を公表した。ザイマックスグループが運営する全国のオフィスビルに入居するテナントのデータ(約300棟、3000社)を基に算出し、そのうち東京電力管内の震災前後の変化について調査した。
10年1月から13年4月までの月次データから、オフィスビルに入居するテナントが1カ月間で消費する1坪(3.3m2)当たりの電力量で表した。それによると、13年4月のオフィステナント電力量は32.6キロワット時で、震災前の10年4月(41.1キロワット時)と比べ20.7%減少した。1~12月の年平均は、10年が44.7キロワット時、11年、12年は共に39.5キロワット時で、10年と比べ11.6%減に。この結果、震災後、オフィスでの消費電力量は震災前より10%以上減少していることが分かった。
また、季節で見ると、夏季(7~9月平均)のオフィステナント電力量は10年が50.3キロワット時であったのに対し、11年は42.0キロワット時(10年比16.5%減)、12年が42.8キロワット時(同14.9%減)と、いずれも約15%減少。一方、冬季(1~3月平均)は、10年が46.0キロワット時、11年が46.1キロワット時だったが、12年は44.1キロワット時(11年比4.3%減)、13年は43.6キロワット時(同5.4%減)と共に約5%の減少にとどまった。夏季と比べ、冬季は消費電力量の減少幅が小さいことも明らかになった。


























