競売不動産取扱主任者 8月1日より申込受付開始 試験日2026年12月13日(日)

様々な不動産情報が盛り沢山!

大言小語 マンションの表札

住宅新報 2013年6月18日 号 1面

連載: 大言小語

総合

 500戸のマンションで、表札を出しているのは1軒、それも男か女か分からない名前の私だけ―というのは、マンション管理業協会理事長の山根弘美さん。家族は福岡市に住み、単身赴任18年目。現在は都内のセキュリティシステムが整った超高層建物に住むが、それが地域コミュニティ形成にとって大きな壁となっている、皮肉な結果を招いていると指摘する。

 ▼マンションに安心・安全に暮らすために、最も大事なのはソフト面での対応である。災害時、共に守り助け合うには、日頃の交流などで育まれる地域のコミュニティが必要だ。誰が住んでいるのか、そして家族構成を把握しておかないと、いざという時、確認もできない。そうした情報が、それがプライバシーや個人情報保護と共に、セキュリティシステムの浸透で、取得できなくなってきた。

 ▼表札がなくても管理組合と管理会社で、全入居者の状況を把握できていればいいが、そうではないから問題なのだ。表札のあるなしは、コミュニティ形成にとって象徴的だ。小子が住むマンションで表札がある住戸は60%ほどで以前より減ったし、最近越してきた住戸では郵便受けの名前もないので、誰が住んでいるか分からない。入居して10数年になるが、住民の顔は7割方覚えたものの、名前と顔が一致する人は3分の1にも満たない。大地震にどう備えるかを考えてみて、足元のお寒い現実が改めて浮かび上がった。

求む!買取物件 価値ある中古不動産の売買はムゲンエステート住宅新報別冊 不動産テック.BIZ Vol.14 最新号発行 不動産×ITの最新トレンドをお届け会員会社(賛助会員を含む)のプレスリリースを一元的に集約・掲載する情報発信サイト マンション管理プレスリリースセンター

関連サービス