既存顧客からの紹介案件のみに対応する、『完全紹介制』を貫く。理由は「命を削って物件を探す。見ず知らずの人に対して、それはできない」から。つまり、最高の物件を見付けるため常に全力を尽くすという覚悟だ。お礼の手紙はしたためるが、紹介者に謝礼の類は一切贈らない。純粋に「誠不動産を勧めたい」人たちに支えられ、毎月20件ほどの案件をこなす。
〝最高〟の基準は人それぞれだが、「仲介する自分が住みたいと思う部屋」であることが前提。ゴールまでの過程も大切にし、マナーや身だしなみに気を配るのはもちろん、スリッパや、家具の配置を考えるためのマグネットなど『内見道具』もそろえる。「喜んでほしい」、その1点を突き詰めると、アイデアは次々に浮かぶ。
以前、別の不動産会社に務めていた頃は「今と正反対の『悪い業者』だった(笑)」。売り上げしか頭になく、実際に成績は常時トップ。それが初めて2位に転落した時、急にむなしくなった。会社を変え、営業職からも離れた。























