英国RICSとの提携進む 不動産投資、鑑定分野が先行 既に共同シンポも開催
住宅新報 2013年5月14日 号 1面

4月に開いたシンポジウムの風景
不動産関連団体の国際化を視野に入れた連携の動きが目立っている。
10数年前に始まった国際会計基準の導入に続き、新たに国際評価基準(IVS)や国際財務報告基準(IFRS)導入の動きとも密接に関係した動きだ。特に不動産投資とそれに関係する鑑定評価分野では、国境を越えた投資家の動きが活発になり、投資家の誘致こそ不動産市場活性化の課題とされ、市場の透明性などが求められていることが背景にある。逆に、日本の投資家も海外不動産を含めたグローバルな展開を始めるなど、国際化の大きなうねりの中での連携である。
4月17日、東京・大手町で「グローバル不動産投資の課題」と題したシンポジウムが開かれた。主催したのは不動産証券化協会、日本不動産研究所、英国系のRICSジャパンの3団体。内容は、「英国の機関投資家は日本の不動産市場をどう見ているのか」についての講演と、内外の投資市場関係者が出席した「日本の不動産市場におけるリスクの最小化と価値の最大化」をテーマにしたパネルディスカッションである。日本の不動産市場の良さと課題などを、実務的な視点で掘り下げたもので、市場関係者が多数詰めかけた。


























