新住まいの「ことわざ」 <163> 家に杖つく 松岡英雄
住宅新報 2013年4月23日 号 18面
連載: 新住まいの「ことわざ」
50歳ころに起こる肩や腕の慢性的な痛みを「五十肩」と呼ぶ。いわゆる肩関節周囲炎である。早ければ四十肩である。あの痛みは結構つらい。それが半年もするとウソのように治ってしまうから何とも不思議な病気である。
気の利いた店では、客が上着を着るのを手伝ってくれるが、あの心遣いのありがたみは五十肩を患った人でないとわからない。
足腰が弱ってくるのも50歳ぐらいからである。近頃は、ヒアルロン酸やグルコサミンなどのサプリメントが体に良いというCMがやたらと目につくが、昔はそんなものはなかったから、結局は杖のお世話になるしかなかったに違いない。






















