新住まいの「ことわざ」<162> 借家栄えて母屋倒れる 松岡英雄
住宅新報 2013年4月16日 号 12面
連載: 新住まいの「ことわざ」
東横線と副都心線がつながった。5社の路線が相互乗り入れをして、横浜と所沢や川越が一本で結ばれたと言われても、その利便性はあまりぴんと来ないが、一体、どちらが得をするのだろうか。
ところで、東横線渋谷駅が地下になったことの影響はどうなのか。渋谷駅で山手線や銀座線に乗り換えていた人たちは、さぞ不便になっただろうと同情してしまう。それに渋谷駅始発の横浜方面行きが夜間遅くしか走らないので、昼間、買い物に来た人たちはホームで並んで待っても、確実に座れるという保証がなくなってしまった。東横線の人気が下がらなければよいがと思ってしまう。
主客転倒して衰えていたものが栄え、栄えていたものが衰えることのたとえに、表題の言葉があるが、神奈川県民としては、そうならないよう祈るばかりである。






















