新住まいの「ことわざ」<153> 家を仕舞う 松岡英雄
住宅新報 2013年2月12日 号 18面
連載: 新住まいの「ことわざ」
山田風太郎は忍法帖シリーズなどで知られた作家だが、「人間臨終図巻」という変わった作品を書いている。古今東西を問わず、923人の臨終の様子をとりまとめ、死亡年齢順に並べたものである。八百屋お七、赤木圭一郎やモーツァルト、ナポレオンなどいろいろな人々が取り上げられており、一気読みには適さないけれど、ゆっくりと時間をかけて読んでみると興味深い。
総務省の「住宅・土地統計調査」によれば、08年10月現在の総住宅数は5759万戸で、03年と比べ370万戸(6.9%)増加している。総住宅数のうち、空き家は757万戸で97万戸(14.8%)増加している。空き家率は03年の12.2%から13.1%に上昇し過去最高となった。
表題は、住んでいた家を捨てて他へ移ることである。家を畳むともいう。「しもた屋」は、もと商家であったがその商売をやめた家のこと。転じて、商店でない普通の家。






















