列島 ホットなまち 一般財団法人日本不動産研究所 □□35 広島市・意外と元気な既存中心商店街 「八丁堀」と「紙屋町」を比較
住宅新報 2013年2月5日 号 12面
連載: 列島 ホットなまち
相続路線価は同額
全国の主要地方都市と同様に、広島でも中心商店街は徐々に衰退化し、郊外型店舗の躍進が目立っている。しかし、百貨店がある「八丁堀」や「紙屋町」などの既存商店街が意外なほどの集客を見せていて、元気である。不動産鑑定士の会議で毎年話題になるのが、「八丁堀と紙屋町とではどっちが高い?」である。相続税路線価で見る限り、ここ数年は同額(12年1m2当たり177万円)で並んでいる。以前は紙屋町の方が高かったが、現在はどうなのか。比較検討してみたい。
【八丁堀の概要】 八丁堀には福屋八丁堀本店、天満屋広島店、広島三越と、百貨店が3店も並んでいたが、12年に天満屋が撤退した。その後には、ヤマダ電機とユニクロが出店した(その後、ヤマダ電機からドン・キホーテに変換)。アーケード街である金座街・本通が背後に控えているほか、中四国全域から来店客があるパルコもここにある。歴史的には下町であり、江戸時代は城を中心として、郭中、上町、下町の順に町が並んでいた。























