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プレミアム会員限定列島 ホットなまち 一般財団法人日本不動産研究所 □□33 富山県・地価上昇した2つの住宅地 屈指の文教地区と新興開発地

住宅新報 2013年1月22日 号 12面

連載: 列島 ホットなまち

総合
  • 高岡市京田地区の位置図

    1 / 6高岡市京田地区の位置図

 12年都道府県地価調査(7月1日時点)によると、富山県の全用途平均地価は2.1%下落(前年3.3%下落)し、93年から20年連続の下落となった。用途別では住宅地が2.0%、商業地が2.2%各下落した。下落率は横ばい地点の増加などから前年よりは縮小したが、地価は依然下落傾向にある。こうした中、「富山市芝園」と「高岡市京田」という2つの地区の住宅地では地価上昇が見られた。なぜ両地区では上昇しているのか、理由の一端を探る。

富山市芝園地区

 富山市芝園地区は、JR富山駅の南西方1キロ圏に位置する中心部周辺の住宅地域である。同地区には08年に新校舎が完成した小中一体の芝園小学校・中学校が、隣接には県内有数の進学校である富山中部高校が、また周辺には知事公館を増改築した「高志の国文学館」が立地し、教育環境に恵まれた文教地区の様相を呈している。当地区は以前から人気住宅地だが、特に新校舎の完成により子女の入学目的で不動産を購入しようとする希望者が、富裕層や地元優良企業の職員などを中心に増加している。ただ中心部に近い既成住宅地のため土地の供給には限りがあるので、どうしても需要オーバーという現象が起きる。更に、同地区は北陸本線や14年度開業予定の北陸新幹線の停車駅である富山駅に近いため、これが人気をより高める要因となっている。

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