シンドラーEV点検 「異常有り」など6台
住宅新報 2012年12月25日 号 2面
国土交通省はこのほど、10月31日に金沢市のホテルで発生したシンドラー社製エレベーター事故に関し、事故機と同型の巻上機(W250型)を有するエレベーター(EV)の緊急点検結果を発表した。
それによると、84台のうち6台がブレーキ制動時のプランジャー状況が要是正(ブレーキスプリングの長さが製造者の指定する規定値よりも短くなっていた)だった。その状況だと、ドラムを締め付けるアームの力が強くなりブレーキに不具合が生じる可能性があるという。また、6台のうち2台については、ブレーキ摩耗センサーの接続を外している状態だった。なお、これらのエレベーターは既に是正済みだという。国交省・昇降機等事故調査室では、「要是正になった原因については今後調査する。また、結果を事故調査部会に報告し今後の対応を検討していく」と話している。
同省では、今回の84台のほか、事故機と基本構造が同じ巻上機(W型系列、約500台)を有するエレベーターなど、全国で稼働しているシンドラー社製のすべてのエレベーター5600台以上について緊急点検の実施を指示している。


























