太陽光発電設備、順調に拡大 10キロワット以上の認定、大幅増 「固定価格買取」後は住宅で13万戸
住宅新報 2012年11月27日 号 2面

太陽光発電設備の新規認定容量(7月以降、累計)
経済産業省・資源エネルギー庁によると、12年4月から10月末までに運転開始した再生可能エネルギー発電設備の発電出力は115.5万キロワット(前月比24.3万キロワット増加)に上った。このうち、97%以上が太陽光発電設備によるもので、出力発電量は112.6万キロワット(同24.1万キロワット増加)となっている。
太陽光発電設備のうち、主に住宅に導入されている10キロワット未満の発電量(運転開始済み)の合計は88.6万キロワット。一方、10キロワット以上については24.0万キロワットの発電量にとどまっているが、再生可能エネルギー(太陽光発電、水力、風力など)によって発電された電気の買い取りを電力会社へ義務付けた「固定価格買取制度(今週のことば)」が始まった7月以降の新規認定設備は162.7万キロワットに上っており、今後は10キロワット以上の発電量が大幅に増えることが想定される。なお、10キロワット未満の新規設備の認定については、認定後すぐに発電(運転開始)することが想定されるため実際の発電量に組み込まれている(7月~10月末までの新規設備の認定容量58.6万キロワット、認定件数13万3554件は、既に運転開始している88.6万キロワットにカウントされている)。
太陽光発電設備の新規認定は、固定価格買取制度が始まってから順調に拡大している。制度開始後1カ月経過の7月末時点で、10キロワット未満の認定容量は14.4万キロワット、10キロワット以上が30.1万キロワットに上った。その後8~10月末の推移は、10キロワット未満が30.6万キロワット→44.4万キロワット→58.6万キロワットで、10キロワット以上が72.5万キロワット→103.6万キロワット→162.7万キロワットとなっている。11年度末までにトータルで実際に運転開始されている太陽光発電設備が、10キロワット未満が約400万キロワット、10キロワット以上で約80万キロワットであることを考えると、この4カ月間で多くの設備が新たに認定されたことが分かる。なお、10月末時点における10キロワット以上の認定容量162.7万キロワットのうち、1000キロワット以上のいわゆる「メガソーラー」設備による容量は、6割強の100.8キロワットに上る。


























