5月の定時総会で理事長に就任して4カ月。大阪に本拠を置く大和ハウスグループのダイワサービス社長と関連会社役員を務めながらの始動期は多忙を極め、「副理事長とは大違い」だった。スピード感をもって取り組んでも「大阪在住では物理的に難しい」と住まいを東京に移した。この間、北海道から九州まで全国の協会支部に出向いて、地域の話を直接聞いた。
この人の行動を貫くのは、樋口武男・大和ハウス工業会長が唱える「凡事徹底」と現場主義の実践である。「現場には課題もあれば、解決策もある。神様がいる」と。九州では熊本での洪水対応、東北では震災復興の中での人材確保の難しさなど、各地域特有の課題があることを知らされた。取り組むべき第一は「現場、地域との連携を密にすること」だ。
次に、協会が創設されて30年余りとなり、一つの節目を迎えたことへの対応。「産業としての在り方や将来像、社会的使命を改めて考える時期」との認識から、協会内に産業政策委員会を立ち上げた。10月から早速、その検討が始まる。



























