液状化被害の新浦安 復旧 着々と進行中 売買市況に光差す 駅近中古マンションに動きあり 現状、地元住民の移動に限定
住宅新報 2012年9月18日 号 1面
3.11から1年半。液状化現象により9000件以上の建築物で被害が認められた千葉県・新浦安地域で、住宅の復興が進んでいる。合意形成に時間の掛かるマンションも、本格的な補修ラッシュに突入したようだ。売買市況も一部では好転の兆しもみられる。新浦安の今を追う。(4面に関連記事)
JR京葉線・新浦安駅から海側に向かって数分歩くと、中層マンション群のほぼ全棟が養生シートで覆われた光景が見えてくる。液状化によりエントランスや外構が損傷、敷地内に凸凹が生じた民間分譲団地だ。応急復旧の状態が続いていたが、4カ月前に大規模修繕を兼ねた本格復旧工事に着手。現在、9月末の完了を目指して作業が進められており、一帯には工事音が鳴り響いていた。
被災した分譲マンションに関しては、補修費の3分の1を最大3000万円まで補助する独自制度を浦安市が用意している。現在までの申請件数は24件。この半年間で2倍に増えた。担当者は「年度をまたがなければ、予算執行できない管理組合が少なくなかった。(本格復旧が)今後少しずつ増えていくはず」と、期待をにじませる。























