列島 ホットなまち 一般財団法人日本不動産研究所(12) 熊本県菊陽町・「光の森」ニュータウン 成功の秘密は自らの魅力に 全国4位の人口増加率
住宅新報 2012年8月21日 号 12面
連載: 列島 ホットなまち
分譲開始から完売続き
全国にニュータウンと呼ばれる住宅団地は2000カ所余りあるといわれます。高度成長期には宅地供給の大きな役割を担ってきましたが、平成バブル崩壊以降、新規ニュータウンは売れ残り、既存ニュータウンも住民の減少や高齢化に伴う空き家の増加、コミュニティの希薄化などの問題を抱えています。そうした中、成功事例として挙げられるのが熊本県菊陽町のニュータウン「光の森」です。
「光の森」は熊本市中心部から北東約10キロの菊陽町西部に所在。開発面積約97ヘクタール、分譲区画数約1700、計画人口7000人と、熊本県内では最大級のニュータウン開発です。武蔵ヶ丘東ニュータウン土地区画整理事業として96年に始動して以来、住宅、商業施設、道路、公園、公益施設などが次々と整備されました。住宅は、02年の分譲開始からほとんどが活況のうちに完売。現在の実勢取引価格は分譲時の価格を上回る状況にあります。また、商業施設も04年に開業した「ゆめタウン光の森」を中心にシネコン、飲食店、物販、医院などが軒を連ね、熊本都市圏における北の拠点に成長しました。























