ビルに導入進む先端エコ設備 実用化始まる輻射空調 三菱地所 森ビル スマートなエントランス
住宅新報 2012年8月14日 号 18面
電力の固定価格買取制度が始まったことで太陽光発電が熱い注目を浴びているが、それ以外にも、高い省エネ効果が期待できる最新設備もにわかに普及し始めている。特に電力消費割合が高いと言われる産業部門で、不動産業とのつながりが深いビルや施設系の省エネはこれからが本番。今後、省エネの標準仕様になっていくと見られる新しい設備に注目だ。
オフィスビルに導入される設備の中で、空調関連は特に電力消費量が高いと言われる。そのため昨夏の計画節電でも、空調をこまめに止めたり、室温を高めに設定するなどの対策が求められた。
節電が長期的な課題となる中、既に欧州で普及しつつある省エネ効果の高い輻射空調システムと呼ばれる最新設備が国内でも本格的に実用化を迎えている。三菱地所が10年に東京・丸の内の本社ビルで実証実験に取り組み始め、今春に同社が東京・茅場町で開発するテナントビル「茅場町計画(仮称)」(写真右下)に、賃貸ビルとしては初めて導入したのがそれだ。現在、同ビルは13年5月竣工を目指して建設工事が進んでいる。























