高齢者対象の商品やサービスの研究・開発が住宅をはじめ多分野で進んでいるが、その手前にあたる50~64歳までの成熟世代を『マチュア』世代と定めて、その住宅ニーズ、生活志向をマンションの商品企画に生かす目的で、工業市場研究所内にマチュアライフ研究チームを立ち上げた。今年ちょうど50歳を迎え、マチュア入り目前という自ら率先してチームを始動。メンバーは現在、自社内のみだが、ゆくゆくは共同研究してくれるメンバーを社外から広く集め、早期に研究会に移行したいと考えている。
「成熟世代は時間や空間、経済的にも『ゆとり』のある世代だが、シンプルでコンパクトな生活を志向する。これまで住宅需要のボリュームゾーンと位置付けられてきた30、40代の1次取得層と共に、このマチュア世代も分譲マンションの新しいターゲットとして核になる」との予測を立てている。
人口問題研究所の将来推計世帯数を分析した同チームの研究によれば、15年における首都圏の世帯比率は、30~44歳の世帯数とマチュアの世帯数がちょうど371万世帯で肩を並べる。更に20年になると、マチュア世代が1.3倍ほど1次取得層を上回る規模に増え、その後その差は開いていくという。



























