一部施工住宅で建築基準法違反 アキュラホーム
住宅新報 2012年6月12日 号 2面
国土交通省によると、アキュラホームが施工した名古屋市内の木造住宅(準耐火建築物)において、国土交通大臣認定などの仕様と異なる仕様で施工され、建築基準法違反であることが分かった。国交省は、早期に是正措置を講じるよう特定行政庁を通じて同社に指示した。アキュラホームでは、「工事の監理に不行き届きがあった。まずは建築主に報告し、意向をうかがいながら適切な対策を講じさせていただく」と話している。
違反内容は、間仕切り壁や換気隙間などの不適合施工。いずれも耐火・防火上の問題が含まれている。具体的には、「40ミリ以上のビスでボードを留め付けなければならないところを28ミリのビスで施工」「下地組で胴縁を施工すべきところ未施工」「上端部までボードが施工されておらずビス留めされていなかった」「床の直下の天井と壁の取合いなどの部分の裏面に当て木が未施工で、建築物の内部への炎の侵入を有効に防止できる構造になっていない」「換気隙間が大きすぎて、火災時に火炎や熱気が入りこみやすくなっている」など。
なお、今回の件を受けてアキュラホームでは、これまでに建築した9820件について緊急調査を行い、準耐火建築物383件についても同様の可能性があることを発表している。現在、国交省でその内容について調査している最中だ。


























