画面に映し出される仮想空間。多くの人が理想と思い描く華やかな空間を表現する場合もあれば、物件の完成予想パースなど現実的な状況を説明するケースもある。また、動画もあれば静止画も。そんなCG(コンピュータ・グラフィックス)の世界で、住宅業界ではあまり見られない「リアルタイムレンダリング」の技術を提供している。
リアルタイムレンダリングとは、パターン化した画像再生ではなく、リアルタイムに情報を取り入れて表現するCGのこと。京都清華大学で学び、今、その恩師の下で働いている。
10年3月に大学卒業後、関西のデザイン・設計事務所に勤務。しかし、その世界では決して珍しくない〝激務〟が1年目から襲った。徹夜明けの現場からそのまま出勤し、再び別の現場に出向くことも。「長時間持ち場を離れられないので、近くのデパートのトイレで5分間だけ仮眠をとってから戻ることもありました」。笑いながら振り返るが、若いとはいえ肉体的・精神的な限界に。「10カ月の期間でしたが、根性だけはつきました(笑)」。そして、昨年2月に東京へ。大学時代にお世話になった講師、つまり今の上司の門を叩いた。「先生のCG技術を再度じっくりと学ばせてください」。



























