全国まち・住宅・不動産 話題のスポット 一般財団法人日本不動産研究所(50) 仙台市賑わう歓楽街、国分町 復興の街の「オアシス」 新ビル稼働復活へ期待高まる
住宅新報 2012年5月1日 号 12面
連載: 全国まち・住宅・不動産
国分町は、宮城県仙台市にある東北地方随一の歓楽街である。東北新幹線仙台駅からは北西方向に徒歩で約20分、市営地下鉄勾当台公園駅と広瀬通駅からは、歩いて5分足らずでその中心部に至る。
夏に七夕祭りが飾られる一番町商店街の西側背後、冬に光のページェントが煌(きら)めく定禅寺通りの南側に位置し、東西約25メートル、南北約90メートル、面積はおよそ0.23平方キロ、東京ドームの約半分に相当する大きさである。
1970年代からオフィス街であった地区が、飲食店ビル街に変更となった歴史がある。バブル経済の時期を含めて隆盛を極め、09年には店舗数2350店余り、中央部通り沿いで7000人の通行量(国分町街づくりプロジェクト調べ)まで成長した。だが、リーマンショック(08年)を過ぎ、全国的な飲食業の不況の中、秋田の川反、盛岡の大通・菜園、山形の七日町、青森の本町といった東北各都市の飲食街ほどではないにしろ、陰りが顕著になりつつあった。























