「窓の雪」 松岡英雄 新住まいのことわざ(107)
住宅新報 2012年3月13日 号 20面
連載: 新住まいの「ことわざ」
3月は卒業式の季節である。「蛍の光、窓の雪……」と送る歌が聞こえてくる風景が懐かしい。
中国、晋の孫康(そんこう)が、貧しさに油が買えず、雪明かりで書を読み、学問に励んだという故事から苦学することをたとえていう。
今年の冬は雪が異常だった。雪国では雪下ろしが大変で、雪下ろしをしていて命を落とした人も多かった。雪国ほど高齢化が進んでおり、冬場をいかに乗り切るかは自治体としても予算措置を含め大きな問題になっている。それこそ、窓の雪どころの話ではない。






















