頑張る仲介業者 成功の秘策(5) ウィル(兵庫県宝塚市) リフォーム費含め融資実行 「一体型ローン」実績500件
住宅新報 2012年3月13日 号 4面
連載: 頑張る仲介業者 成功の秘策
『中古購入+リフォーム』の提案を前提に、建築関連業など異業種からの参入が増加傾向にある。その逆、つまり仲介業を軸としつつリフォーム業に参入するパターンは珍しい。それをいち早く実践してきたのが、阪神エリアを地盤とするウィル。97年、別会社として『ウィル空間デザイン』を立ち上げた。「物件を流通させるだけでなく、もっとできることがあるはず」(佐藤慎二郎・住宅営業部部長)と考えたのがきっかけだ。
リフォーム専門部署を発足させる形で開始したが、すぐに『ローンの壁』にぶつかったという。一般的なリフォームローンは無担保融資のため金利が高く、借り入れを断念せざるを得ない買主が少なくない。しかし、予算の残金で満足度の高いリフォームを提案することは難しかった。
「住宅購入費とリフォーム費を一括融資するローンがあれば」(同)。この要請に関西アーバン銀行(大阪市中央区)が応じ、ウィル独自のローンとして商品化。住宅購入費とリフォーム費の合計額で事前審査を行い、通ればリフォームローンについても、住宅ローンと同じ返済条件を適用する内容だ。契約上は2本立てだが、同時期に融資実行されるため、『一体型ローン』として打ち出すことができる。






















