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スタンダード会員限定液状化被害、新浦安の1年―― 助成申請1600件 建て替え・補修進む

住宅新報 2012年3月6日 号 2面

総合

 「沈下修正工事施工中」。一部で液状化現象が発生した、千葉県の新浦安地域。中でも被害が甚大だった戸建て住宅街を歩くと、あちこちで工事音が響いていた。

 工務店を営む事業者は、「この1年でジャッキアップ(傾いた住宅を基礎ごと元に戻す工法)を50件以上手掛けた」と話す。また別の仲介業者は、「現状説明や復興に関する講演会を市や民間事業者が何度か開催し、その都度補修の依頼が寄せられた」と振り返る。傾斜を元に戻す工法は複数あるが、安価なものは200万~300万円台から施工可能。補修費に対する助成金の最大支給額で賄える額だ。

 建て替え工事真っ最中の現場も少なくない。全壊と認定された場合、国と浦安市の支援制度に基づく建て替えへの助成額は、最大400万円。また、被災者向けの優遇金利ローンを各金融機関がそろえているほか、地震保険に加入していた住宅では傾きが1度、沈下が30センチを超える場合に全損と判定され、保険金額の全額が支払われる。こうした諸制度を活用し、特に築後30年程度を迎えていた住宅の間では、被災を機に建て替えを選択する傾向が強いようだ。

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