前田武志・国土交通大臣と政策を語る 第5回 大和ハウス工業会長・樋口武男氏 ①
住宅新報 2012年2月7日 号 1面
連載: いまこそ前を向いて進もう
震災被災地での住宅供給「ユートピア構想」の提言
前田大臣 既に災害復興住宅融資や災害公営住宅制度などをはじめ、国として、住宅を自力で確保できる人、高齢者など自力では住宅の取得・確保が難しい人、それぞれに対して様々な角度からの支援や助成を、県や市と共に具体的に検討、対応しています。復興のビジョンは各自治体でまとまってきていますが、今後はそうした将来的に夢のある復興をどう実現するかということになります。
樋口会長 私は昨年、『ユートピア構想~西日本からの提言』という提案を出させてもらいました。新聞にも取り上げられました。あれだけの大きな被害を受けたわけですから、どうしたら夢と希望を与えることができるか、どういう形で提案することができるのかを考え続けました。応急住宅はあくまでも応急であって、本格的なものにはならない。大正時代にも津波があって、現地にはその碑が立っています。今度は平成の碑を立てなければならないわけで、安全な場所は上へ奥へということになります。


























