古民家宿の物語 日本全国リノベーション (50) 秋田県仙北市「古今東西遊びの宿 西の家」(中) 沖縄県出身者が事業承継に手を挙げた
住宅新報 2023年10月17日 号 21面

角館駅前のオフィス前に立つ東風平さん
事業承継したのは、沖縄県出身の東風平蒔人さんだ。国際教養大学に入学するため、15年に初めて秋田の地を踏んだ。同大学は、秋田県にある全国トップクラスの公立大学で、同級生の多くが海外や東京の上場企業に内定。一方の東風平さんは秋田にとどまる決断へ。 ライター/インバウンドコンサルタント 此松武彦
協力隊として仙北市へ
東風平さんは就活したものの大企業は自分に合わないと感じたそうだ。秋田の魅力を知り、それを生かした仕事をしたいと考え、地域おこし協力隊に入り仙北市で活動を19年にスタートさせた。「仙北市は、秋田県の中でも最も多く観光客が訪れる場所で、自身の英語力を生かせる」と東風平さん。「若い人が少ないのでとても可愛がってもらえた」と着任当初を振り返る。担当したのが市内の農家民宿だった。半年後、コロナ禍に見舞われ、廃業するところもあった。高齢のオーナーが多いことも影響したのだろう。
コロナ禍、事業承継へ




























